こんにちは
やっちゃんです

前回はちょっと前になってしまいましたが、
反復学習の
大切さをお伝えしました。
またこの間のブログでは、
「見たり、書いたり、声にだしたりetc自分のやりやすい方法で」単語を覚えてくださいね、と言いました。
基本的には自分にあった覚え方で覚えてもらえばOKなのですが、
さて、今回は
「いかにあきずに、そして効率よく反復するか」ということに絞ってお話ししたいと思います。
日本人(非英語話者)にとって
「ひとつの単語を覚えた」といえるためには
読み方・発音
意味
スペルこの
3つを全て身につけることが必要です。(ひぇ

大変です

)
おそらく皆さん学校等で今までにノートに単語練習を何回もしてきましたよね

手が痛くなるまで頑張ったことのある子も中にはいるでしょう。
それでも上手く覚えきれなかった原因の一つに

と

をおろそかにした状態で

にばかり重点をおいてしまっているというのがあります。
ノートに単語練習をする前に日本語の意味は一度書いて終わり、
更に読み方にいたっては知らない(無視)しているなんてことはありませんか

それでは、日本語が分からない外国人が読み方も意味も分からない漢字を
何度も練習しているのとおなじです。
皆さんは、意識していないと思いますが、赤ちゃんの時、
お父さんお母さんが話す日本語の音(発音)をまず覚え、その意味を知り、
そして小学校に入った頃ぐらいに字で表すことができるようになりましたよね。
英語でも同じように覚えるステップを踏む必要があるのです。
(これを専門用語でナチュラルアプローチといいます。興味のあるかたは検索してみてください。)ただ、子供が言葉を覚えるのと同じことをしていたのでは忙しい皆さんには時間がありませんね。
そこで、紹介したいのが日本の中学生以上向きの
「ナチュラルアプローチメソッド」です。
これは、アメリカの高校のESL(英語が出来ない外国人生徒向けの英語のクラスです)で取り入れられている方法で、
それをヒントに私が日本人向けにアレンジしたものです。
単語の音と意味を結びつけてあげましょう。
最初に英語を発音して、その後に日本語が流れるCDなどが付属している教材の場合は
それを使うのがベストだと思います。
iPodなどに入れて何度も繰り返し聞くことでどんどん定着していきますよ。
(余談ですが、ぐんぐんではいま「お友達紹介キャンペーン」を行っていて、
紹介してくれたお友達がぐんぐんをはじめることになったら好きなプレゼントがもらえるのですが、その中にもiPod shuffleやsonyのwalkmanがあるので、音楽プレーヤーを持っていない人がいたら無料でもらえるチャンスです!!)
音声CDなどがない場合には、家庭教師の先生が来た時に一緒に発音の練習もしてみてください。
この場合も忘れないように毎日繰り返し声に出して練習してくださいね。
単語の音とスペルを結びつけてあげましょう。
単語の音と意味がなんとなく「聞いたことあるな」くらいの感覚まで身に付いたら、
先ほどの音声を流しながらスペルを見てみます。どんな発見がありましたか
例えば、来月である「8月」は英語で「オーガスト」と発音しますが、
スペルを見てみると「August」とありますね。
あれ?発音だと「オー」なのに、スペルは「A」から始まるんだーというように、
ローマ字で考えていると、音とスペルがあわない…ってことに気づけたら合格です。
(ここで気がついたことが、後々スペルを覚える時に注意するポイントになります)余裕がでてきたらスペルを声にだして言ってみてもいいですよ

ここまでできて初めて、「スペル」を覚え始めます。スペルを覚える時も、ただやみくもに「10回書こう

」というのではなく、
まず
スペルを見ながら書いてみる
一度書いたものを手で隠して思い出しながら書いてみる
(分からなくなってしまったら手をずらしてちらっと見てOKです

)

これを繰り返して何も見なくてもかけるようになったら合格です

手が痛くなっちゃうし、何よりも飽きてしまうのでここで一旦ストップしましょう。
3回目でかけるようになればそこでやめてOKですし、逆にどうしても覚えられない
単語は10回以上かかってしまってもかけるように頑張りましょう


次の日にまだ昨日書いた単語が覚えているかどうか書いてみる

覚えていれば合格、覚えていなかったら上の「写す⇒手で隠しながら書いてみる」という
ステップを繰り返します。

覚えられていた単語もそうでない単語も全部含めてこれを5日くらい続けたら
テストをしてみて、きちんとかけたらもうその単語は毎日の練習から外してもOKです。
覚えきれなかった単語はかけるようになるまで繰り返して練習しましょう。
これを毎日ちゃんとやると、テスト前に「単語を覚える」という勉強が不要になります。ただでさえ覚えることがたくさんあるテスト前なので、ひとつでも新たに覚えることが
ないというのは、時間的にも体力的にも差をつけられると思います。
また、英語は積み重ねの科目なので、一度出てきた単語は次回からはもう習った単語として
どんどん出てきます。
だから
「長期記憶化」することが大事になってくるんですね。
全3回にわたって
「英単語学習における反復学習の大切さと実行方法」についてお話しさせていただきました。
一旦、単語の覚え方はここまでにしておいて、次回は、やっちゃんがよく聞かれる
「英語を英語のまま理解する」ってどういうこと

というテーマで
お話しさせてもらおうと考えていますのでお楽しみに